資本主義社会の攻略法
- ホームページ管理人
- 2024年6月15日
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今日は投資について書こうと思います。
投資をやっていると、資本主義社会のすばらしさを認識することができます。
現代日本の資本主義社会では、お金を出せば、誰でも会社の一部を所有することができます。生まれた場所や学歴、年齢、性別関係なく、お金をためて株式を買いさえすれば、都市圏に生まれて良い教育を受け、世界に名だたる企業に勤める人々を、言い方は悪いですが自分の働きアリとして使うことができます。その一点において平等です。
家族仲がよければ、現代日本でお金を貯めるのに苦労することはないと思います。働き始めても実家暮らしをしていれば、収入の一部を貯めることは容易だと思います。家族仲が悪くても、寮や家賃補助のある会社に入れば、やはりお金を貯めるのはそれほど難しくはありません。そうして貯めたお金の一部をS&P500などに投資するETFに投資していれば、時間はかかってもいつかは小金持ちになれます。
投資は長期間やればやるほど威力を発揮するので、いつかは家賃や水道光熱費や食費が投資収益によって賄えるようになります。ここまでいくと、暮らしは相当楽になります。
投資収益によって基礎生活費を賄い退職する人々をFIRE民、別名セルフ生活保護と呼びますが、現実の生活保護とは違って資産規模を背景に、心の余裕をもって毎日を過ごせます。
以前「FACTFULNESS」という本がベストセラーになりました。その本の中で、人々の生活が段階を経て豊かになる様子が写真付きで書かれていました。私はその本を読んだ時に、先進国の人々の生活水準の先にある、さらなる豊かな生活はFIREだと思いました。実際アメリカでも日本でも、目標とする資金を貯めて退職する人々が続出しています。アメリカで労働力不足になっても人々が労働市場になかなか戻ろうとしなかったことの原因の一つにFIREがあると思います。
投資をしなくても安心して暮らせる世界の方が良いとは思いますが、収入を自分の給料だけに頼るのと、投資収益も含めた2つの収入源を持つのとどとらが安全かということも含めて、方針を決める方がいいと思います。
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