数学が好きになる「数字であそぼ」
- ホームページ管理人
- 2024年3月16日
- 読了時間: 2分
作者は絹田村子さんという方です。以下、ストーリー概要です。
高い記憶力を持つ主人公・横辺は、受験数学を公式の暗記で突破し難関大学(たぶん京都大学がモデル)に入学しました。ですが、高い記憶力をもつ故に、数学を暗記の学問と誤解したまま数学科に入学してしまい、授業について行けず挫折。大学に行かないまま3回生を迎えます。そこから奮起し、友人の助けもありつつ大学の数学を克服していくというコメディです。
この漫画を読んでいると、数学という学問の面白さを理解することができます。円周や、円の面積を求める公式は、なぜあの計算式なのか、なんて考えたこともありませんでした。ですがこの漫画であれば絵で分かりやすく面白く知る事ができますし、途中で論理クイズも出てくるので、それを解くのも楽しめます。
私は中学高校と数学が苦手でした。小学生の頃は次週しなくても、授業で聞いているだけで勉強についていけましたが、中学校に入ると小学校の頃の算数とは何やら様相が違い、より観念的になったことに戸惑ったのかもしれません。数学に対して苦手意識が芽生え、勉強自体ろくにやりませんでした。
大人になって、数学を理解できた方が世の中の様々なことを理解するのに役立つと思ったので、数学が分かるようになりたいと思うようになりました。ですがもっと早く、小学校5、6年とか中学校1年の時にこの漫画に出会えていたら、私の数学への苦手意識もなくなっていたのかな、と思います。
この作品は、佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」という漫画の数学版とも言ってよく、一話完結である事や、ところどころ動物が出てくるところ、変わった教授たちが出てくるところなど、似ているところがたくさんあります。
「動物のお医者さん」が好きな方はこの漫画も絶対に好きになると思いますので、ぜひ読んでみてください。
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