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世界を放浪するエッセイ漫画「世界の果てでも漫画描き」

 作者はヤマザキマリさんです。以下、概要です。


 子供の頃にムーミンのスナフキンに憧れたヤマザキさんは、世界を旅する漫画家になりました。イタリアの貧乏学生だった頃にボランティアで訪れたキューバでの出来事の他、結婚式で訪れたエジプト、夫と子供と遺跡を見るために訪れたシリア、漫画「テルマエ・ロマエ」をきっかけに仕事を入れすぎて疲れ果てた時に訪れたチベットでの体験を漫画にしています。


 ヤマザキマリさんは、漫画「テルマエ・ロマエ」がヒットしていた頃、本人が書籍で述べていることですが、仕事を入れすぎたために心身共にボロボロになってしまったそうです。確かにその頃書店に行くと、ヤマザキさんの漫画や書籍の新刊をよく見つける事が出来ました。私はヤマザキさんの作品が好きですので、その頃は新しい漫画や書籍を見つけるたびに購入しておりました。

 ヤマザキさんは本作の他にも子供の頃の思い出をベースにした作品や、イタリアでご主人の実家で暮らした日々をもとにした作品を書いておられますが、自身の体験をもとに書かれた漫画の中では、私は本作が最も好きで、いつか続きを書いてほしい漫画です。


 ヤマザキさんの作品を読んでいると、例えば絵の勉強をするために高校を中退してイタリアに留学したり、公共料金も支払えないほど困窮したイタリア生活の中では、思い立ってキューバにボランティアに行ったり、出産した時はヒモ状態だった恋人と別れたり、出産後は漫画家になろうと決心したりと、心のままに生きている感じがして、そういう所が好きです。

 思い立って何かをした結果、やりすぎてしまって時々大変な目にあうのですが、私には無い思い切りのよさが読んでいて楽しいです。


 日々、何か我慢をすることもあろうかと思いますが、ストレスがたまった時はヤマザキさんの漫画を読んで、心のままに生きたらどんな感じか想像してみられてはいかがでしょうか。

 
 
 

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