ワシの怪談
- ホームページ管理人
- 2024年9月6日
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私が大学生の時、夜11時ごろのどが渇いたのでセブンイレブンに行ってドクターペッパーを買って帰った、その帰りの話。私がアパートに到着すると、何と入口の前に同じぐらいの年頃の女性が座っている。あれ見慣れない顔だなと、そのままアパートに入ろうとするが、しかし何かに引き寄せられるようにスーッとその女性の前に行き、そして何かを話し出した。たぶん交わした言葉は英語とか日本語とか韓国語とかそういう類の言葉ではなく、頭の中でテレパシーのような会話したような感じである。それでだいたい30分ぐらい話したと思うのだが、私がおぼえている限りでは彼女はそこの大家の娘だと言っていた。そしてあくる日大家に会ったので「昨日娘さんとお会いしました。」と言った。しかしその時大家は怪訝そうで「どんな感じの人だった」と聞く。私は「俺と同じぐらいの年で結構きれいな人でしたけど」、そう言うと大家はさらに不思議そうに「私にそれぐらいの年の娘はいない。もっと年上の娘ならメインランドにいるけど。」「어?それってまさか?」私は怖くなって友人の韓国人に相談、すると彼女は「あなた気に入られているから連れていかれるかも」と、ビビった私は「야!어떻게든 안 될까요?(おいおい何とかならないの?)」と聞いたら、お守りをくれて、そのお守りのおかげかどうかはわからないがそれ以来その女性は現れることはなかった。実は私のアパートの山側には有名なセメタリーがある。たぶんそこの住人ではないかと思っているが、真相は定かではない。ちなみに私は今でもそのお守りを持ってる。
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