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「ザ・ウォッチャーズ」鳥かごに囚われた人々

 M・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランの監督作です。以下、概要です。


 主人公のミナは、職場で顧客のもとに鳥を届けに行くよう頼まれます。途中入り込んだ森の中で、行く道も帰る道も見失い、謎めいた女性に導かれて不思議な建物にたどり着きます。そこで「監視者に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」というルールを課せられます。


 私はM・ナイト・シャマランの映画が大好きで、特に好きなのが「ヴィレッジ」「ハプニング」「ヴィジット」「デビル」「スプリット」です。今回はシャマランのお嬢さんの監督作品ですが、恐怖の要素、どんでん返しの要素がある為、シャマランに連なる作品として楽しむことができると思います。

 「ヴィジット」と「ヴィレッジ」では、現実に一体何が起きているのか分からないミステリアスさがありましたが、本作はファンタジー要素が強く、現実に何が起こっているのか分からないというものではありません。

 血しぶきやスプラッターなどの残酷描写は一切無いのですが結構怖くて、映画館の冷房と怖さが相まって震えました。私は今までのシャマラン映画でどんでん返しを当てた事はありませんが、本作では当てることができましたし、恐怖も十分味わえたので満足です。


 最後に私がシャマラン映画を人に勧めるとしたら何を勧めるかですが、私は「ヴィジット」をお勧めします。

 姉と弟が祖父母の家に預けられるという設定なのですが、主人公が子供で無力な為に怖さ倍増ですし、どんでん返し部分も予想を裏切られて面白かったです。

 全編ほぼエレベーター内という設定の「デビル」も斬新でしたが、「デビル」は残酷描写多めなので、「ヴィジット」にしておきます。

 
 
 

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